シーバスジギング・アシストフック作成(自作段差フック)

Lure Fishing Journal

2009年05月22日 05:31

自分はシーバスでジギングはほとんどやらないのだが、
30~60gクラスのジグをちょくちょく買っていたらシーバスジギング船に乗れる位揃ってきた。




以前はトリプルフックが主流だったシーバスジギングだが、
現在ではリアに段差をつけたアシストフックを2本装着するのが主流になっている。
これによりフォール時にフックがジグにまとわり付く為、フォール中のバイトが拾いやすくなる。
シーバスジギングではフォール時にアタリが集中するため、フッキング率が上がる。
又、青物ジギングの様に激しいジャークもしないのでテーリングのトラブルも少ない。
理にかなったスタイルといえる。

各社からシーバス用段差フックも出揃ってきたが、
青物用アシストフックと違って特殊工具の必要もなく簡単に作れるので、
今回自作してみることに。

購入した材料はこちら



餌釣用の針(スズキ16号・17号・丸セイゴ15号)

シーハンター10号

熱収縮チューブ(2号が最適)


全部で千円ちょっと。

餌針は種類も多く安価(1本10~15円程度)で手に入るのでオススメ
様々な種類を自由に組み合わせることができるのも自作の魅力

因みに丸セイゴはセイゴ用というわけではなく、あらゆる魚種に対応できる万能鉤
アジやサバといった小型青物のバイトも拾いやすくなる。


作成方法はいたってシンプル

10cm~20cmに切ったシーハンターの両側に針を外掛け結びで結束。
外掛け結びは環のない餌針ではベーシックな結び。
引っ張れば引っ張るほど締まるので、魚が掛かってから解けたりすっぽ抜けることはなく、大物にも対応できる。
両側に針を結んだら、とにかく両側に引っ張る。
これにより結び目が更に締まって動かなくなる。

後は結び目に補助的に瞬間接着剤を少量垂らして5mm程に切った熱収縮チューブを被せ、
ドライヤーで30秒程熱してチューブが結び目に密着したら出来上がり。



後は八の字結びにしてリングを介すもよし
直接ジグに付けるもよし
リフト時・ジャーク時にバイトする場合はフロントに装着するもよし

段差を付けるだけでなく、号数や種類の違う針をペアにして、より幅広く対応さたりと、
既製品ではできない工夫ができるのも自作の魅力。

コストも1セット30~50円程度で既製品の半分以下。
これはもう自作するしかないでしょう。こーゆうのは作ってるときが楽しいしね。
アシストフックは消耗品なので沢山あった方が良いし。

ベイジギングで釣れる魚は今回の作り方で充分だが、
このアシストフックじゃ獲れない様な大型青物も一度掛けてみたいもんだなぁ。