持ち重り解消!ロッドのグリップエンド自作バランサー

Lure Fishing Journal

2009年05月17日 16:54

シマノのシーバスロッド、ムーンショット。
806MLはブランクスの重さに比べてグリップが軽いので、いわゆる'先重り感’があります。

先に言っておくと先重り感があるとダメかというとそうではなく
足場の高い場所でミノーイングをする場合はロッドを下げるので、
重心がブランク側にあったほうが扱いやすい。
東京湾等の港湾部では足場が海面から2m以上の場所がほとんどですから、
このMoonShot 806MLは港湾部で扱いやすいセッティングになっていると言えます。

ただ、自分の様にこれからの時期ライトショアジギングにも使用することを考えると、
とにかくロッドを立ててしゃくる使い方では疲労感を感じやすくなることが想像できます。

グリップエンドが脱着できてバランサーで調整できれば便利ですが、それができるロッドは限られます。
少なくともこのムーンショットではできません。


moonshotのグリップエンド

そこで今回は、ロッド自体を加工することなく簡単に脱着できる
グリップエンドバランサーチューンを紹介します。

用意するのはこちら



椅子の脚に付ける為のゴム製のカバー

ホームセンターや100円ショップ等で売られています。

この中に金属ワッシャーを入れて重さを調節し、グリップエンドに装着するだけのお手軽チューン。

大型のホームセンターでないと中々ピッタリのモノを入手するのは難しいかもしれません。
ムーンショットの場合は内径25mmのものがピッタリでした。

最初はキツイですがギュッとねじ込んで装着完了。



どうでしょう、見た目も悪くないでしょ?

グリップエンドカバーとしての役割も果たしてくれます。
グリップエンドは汚れや傷が付き易い部分ですからね。

今回中に入れた金属ワッシャーは厚さ1mmのモノを1枚。
ゴムと合わせて10gもないと思います。



これでグリップ上部に重心が来るようになりました。
とりあえずはこのバランスで様子見です。

その日の釣り方に応じて簡単にバランスを変えられるチューン。
無加工で100円でできるので、竿を買ったはいいがバランスが気に入らないって人は
是非お試しを。